希少車でも自分で相場の資料を揃えれば賠償が受けられる

全損

大事に乗っていたAE86が、信号無視のクルマにぶつけられて全損。まわりが感心するくらいのコンディションだったのにガッカリです。だいぶお金をつぎ込んでいて、できればまた同じクルマに乗れたらいいんですが・・・。

車両に損害を与えたなら、賠償の考え方からすると「現状復帰」させればいいことになる。どんなに思い出のあるクルマだろうと、起こそうと思って起こした事故でないのだから、あきらめなければならない。同じクルマを返せ、といっても無理なのだから。
ここで問題になってくるのが「全損か修理か」というあたり。中古車相場30万円のクルマに乗っていて、前半分をグッチャリ潰される事故に遭ったとしよう。同じような年式の中古車を買えば30万円。修理すれば60万円かかるような時は、思い入れのあるクルマでも、全損扱いとなる。
ただ中古車に乗り換えるとなれば、コンディションが一台一台全部違う。はたして自分のクルマと同程度のコンディションのクルマが見つかるかどうか、非常に難しい。特に年式が古いわりに走行距離が少ない人気車種などは、どう判断したらいいだろうか?
ちなみにワタシは91年式のベンツ300SEというクルマを持っているが、なんと走行距離1万1000kmで非常にコンディションがいい。同じ年式の300SEの中古車相場は130万円くらいだけれど、とうていその金額で買えるクルマじゃない。
こういったケースは、条件を付けるといいだろう。自動車保険の会社に「走行1万1000kmの300SEだったらいいです」と言うワケ。で、その年式のクルマが賠償されれば、納得するのが社会の仕組み。1万1000kmの300SEが世の中に存在しないなら、ある程度の上乗せ金額で示談にしなければならないだろう。
でも「存在するがすぐには探せない」というなら、見つけた時の相場で賠償してもらうことができる。裁判所も納得するような相場に関しての資料を揃え、提出すればいい。希少車やマニアックなモデルに乗っていて被害に遭ったヒトで、泣き寝入りするケースは多いというが、資料さえ揃えば支払いは受けられるのだ。
逆にコンディションがメチャクチャ悪かったクルマはどうか?この場合、多くのケースは「普通のコンディションの中古車」として扱われる。黙っていてもトクをするということ。被害者になったことを考えれば、当然の権利だと思う。また、全損時に支払われる金額は車両の評価額だけでない。30万円のクルマであっても、実際にナンバーを取ろうとすれば40万円以上になってしまうからだ。乗れるまでにかかる諸費用や、代車料などすべて請求の対象。これまたしっかり請求してほしい。

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