自腹を切るか任意保険を使うかは保険屋さんに相談してみる

軽い対物事故

これまで大きな事故はなく、いちばん金がかかったので10万円ちょっと。その時は金がなかったから、自動車保険を使いました。またつい最近の事故は8万円自腹を切って払いました。こんな感じでよくありません?保険はSAPです。

軽いい対物事故を起こした時に迷うのが「任意保険を使うかどうか」であろう。ご存じのとおり任意保険は使うと割り引き率が低くなるため、翌年から保険料が上がる。軽い事故なら自腹で、となるワケだ。結論を出す前に試算してみよう。少し複雑だけれど、じっくり考えていただきたい。
最初は最も一般的なPAPと呼ばれるセットの自動車保険の場合だ。基本保険料は6万7700円で、現在の割り引き率が20%あったとすると、事故がなければ翌年の保険料は30%割り引きとなって、4万7390円。ここでもし事故を起こし自動車保険を使ったとしよう。翌年の保険料は40%アップし、10%増しの8万1240円。事故で保険を使った場合より、3万3850円高くなる。
問題はその後。保険料の割り引きは一年で1等級しか拡大しないので、無事故の場合より4等級も高い保険料をずっと払い続けなくてはならない。試算すると、4年間の差額は9万1390円になってしまう。ということで、この場合は8万円程度の事故なら自腹がいいという結論になる。
次は車両保険にも入っている場合を考えてみよう。車両保険に入っていると保険料はずっと高くなる。基本保険料は15万6890円としよう。前例と同じように現在20%割り引きと仮定すれば、翌年の保険料はさらに10%割り引きとなって10万9820円だ。
ところが事故を起こして自動車保険を使えば、翌年の保険料は逆に20%アップし、17万2579円。以後4年間の支払い差額は25万1036円にもなる(実際はクルマの査定額が落ちるため保険料が安くなり、もう少し差は小さい) 。
この場合は20万円程度までの事故なら、自腹で直したほうがいいという結果だ。では小さい事故はすべて自分で直したほうが得かというと、そうもいえない。具体的にいうと、無事故割り引きが16等級(10年以上無事故)の場合。
16等級は60%割り引きだが、対物事故を起こして3等級格下げになっても、割り引き率は50%。この場合はどんな事故でも遠慮なく使えばいいと思う。というワケで、保険を使ったほうが損か得かは、現在入っている保険の種類、金額によって大幅に変わってくるもの。万一事故を起こした時は、保険屋さんと相談して使うか使わないかを決めたほうがいいと思う。
ちなみに使わなかった場合でも、親切に事故処理のアドバイスをしてくれる保険屋さんは合格。面倒くさがるようなら、さっさとほかの保険屋に変えるべきだ。

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